出版社内容情報
自分のTシャツやハンカチなどを、身近にある草や木をつかって、好きな色に染められたら、すてきだと思いませんか。日本の草木染の第一人者がやさしく教えてくれる草木染の入門書。
<読んであげるなら>---
<自分で読むなら>小学中学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
140
この巻では、さまざまな植物からとれる色を布に染める工程が説明されています。綿布はたんぱく質が絹布に比べてないので染めるには、牛乳や豆の煮た汁につけてから染めないといけないということが初めてわかりました。結構きれいな色に仕上がるものですね。むかしは化学染料がないのでこのような植物の色を使ったのですが自然の風合いがいいですね。2017/02/28
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
14
自分の服を身近な草木で染めるというのは、太古の時代からあったそうです。昔の人々は誰もがおしゃれだったのですね。日本には森林が多く、ドングリ・クリ・サクラ・ヨモギ・ベニバナなど材料になるものが多いからでしょうか?1度だけ体験した草木染、またやってみたいな。2021/05/01
サト
2
草木染は、草や木の種類だけでなく、媒染(ばいせん・色素の吸収や発色をよくするため)との組み合わせで、もとの草木からは想像のつかない色を生み出してくれます。 それを本書では「まじゅつ」と言ってます。 数千年の歴史がある一方で一時は科学染料により明治時代に滅びましたが、昭和になってからよみがえったというのは、まさにまじゅつ的。 草木染は、ギラギラした感じのない、落ち着いた和を感じる色合いでした2025/05/30
風琴
2
草木染めのやり方がわかりやすく書かれてます。大人にも役立つ優れもの。「草木染」は化学染料による染色と区別するため、昭和五年に山崎斌(やまざき あきら)氏が名づけたとのこと。2015/07/24
たくや
1
草木染めしてきたので2013/02/14