内容説明
高校から大学の化学へ。大学初年次の学生が、現代的な化学を学ぶための教科書。物理化学の内容を、わかりやすく簡潔に解説する。高校までの化学と、大学で学ぶ化学の違いを実感できるよう構成した。高校化学で暗記した様々な事柄には、しかるべき理屈があることを理解できるであろう。
目次
1章 化学という学問
2章 物理量
3章 物質の歴史
4章 量子力学へ
5章 水素原子
6章 多電子原子と周期表
7章 化学結合
8章 集合体としての気体
9章 非分子論的物質の理解
10章 物質の三態
付録
著者等紹介
齋藤一弥[サイトウカズヤ]
1959年千葉県に生まれる。大阪大学大学院理学研究科無機および物理化学専攻博士課程修了。東京都立大学助手(理学部)、大阪大学助教授(理学部・理学研究科)を経て、2004年筑波大学教授(大学院数理物質科学研究科・数理物質系)。専門分野は物性物理化学、理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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