福音館創作童話シリーズ<br> ユウキ

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福音館創作童話シリーズ
ユウキ

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  • サイズ B6判/ページ数 204p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784834006292
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

サッカー少年・ケイタの前に現れる転校生は、いつも「ユウキ」。4番目にやってきた長い髪の不思議少女は数々の奇跡を起こすが、それがもとで彼女は孤立することになります……。

<読んであげるなら>---
<自分で読むなら>小学高学年から

内容説明

祐基といっしょに、カードバトルに熱中した。悠樹には、ミニ四駆の世界を教わった。最初なじめなかった勇毅は、かけがえのないサッカー仲間になった。思い出と痛みを残して去っていった転校生たち。―そして今ケイタの目の前に、長い髪をしたひとりの女の子が現われた…。小学校上級以上。

著者等紹介

伊藤遊[イトウユウ]
1959年生まれ。京都市出身。立命館大学文学部史学科卒業。96年、はじめての長編「なるかみ」が、児童文学ファンタジー大賞・佳作を受賞、97年には「鬼の橋」で同大賞を受賞。これまでの刊行作品に、『鬼の橋』(98年、福音館書店/産経児童出版文化賞・推薦)、『えんの松原』(2001年、同/産経児童出版文化賞および日本児童文学者協会新人賞)がある。札幌市在住

上出慎也[カミデシンヤ]
1963年生まれ。石川県出身。金沢美術工芸大学美術学科卒業、同大学院美術工芸研究科修了。高校時代、8ミリ映画制作(クレイアニメ)に没頭。その後油絵を始め、画家・鴨居玲に傾倒する。大学院修了後、都市計画関連の会社で、都市景観やまちづくり業務に十二年間従事した。現在、フリーのイラストレーター、画家として、絵本・イラストレーション制作を中心に活動。石川県在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

へくとぱすかる

68
転校生に新しい友だちができるかどうか、という問題は想像できても、もうひとつの問題のほうが深刻だったりする。一度も転校したことのないケイタには、そんな気持ちがなかなかわからなかったわけだ(人のことが言えないけれど)。親の転勤というのは大人も大変だが、子どもへの影響はそれ以上かもしれない。会社という存在はそこまで考えないから、単身赴任という不自然な形も生まれてしまう。小・中学生にもし言えるなら。転校していく友だちは決して裏切るつもりなどないと言いたい。大人の都合なのだから、友だちをうらまないでほしいと。2021/09/30

しろいるか

42
中学の入試問題としても取り上げられた児童文学作品。主人公のケイタは転入出の多い小学校に通う6年生。仲良くなってはその友が転校していってしまうということを何度も経験し、偶然にも仲良くなった友達は皆「ユウキ」という名前。そして春、「ユウキ」が転入してくる・・・せっかく仲良くなった友達が、家の事情で突然去っていくというのは子供にとってはショックだし寂しいことだ。ケイタがカズヤや、優希に対して素直になれない様がこの年代の少年心理がよく表されているなと思った。終盤にかけてのヨシカワの活躍がいい。読後がとても爽やか。2011/01/25

ぐうぐう

33
物語において、転校生は通り過ぎていくことが多い。突然に来て、前触れもなく去って行く。けれど転校生にも、来るまでの、そして去ったのちの物語があることを忘れがちだ。『ユウキ』は、転勤族が多く住む札幌を舞台に、転校生を迎える6年生のケイタを主人公にした物語だ。ケイタは転校してしまった仲の良かった友人のことが忘れられずにいる。新たに転校してきた少女・優希によって、残された側の物語だけではなく、去っていった側の物語もあることをケイタは知っていく。(つづく)2022/01/21

Nyah

24
札幌郊外に住むサッカー少年ケイタ。転勤が多い町で転校生が毎年くる。ケイタが小学校入学して以来、彼の前には「ユウキ」という名の転校生が三度現れ、仲良い友達となった。六年生の新学期にやってきた四人目のユウキは、おまじないや占いなどができる長い髪の不思議な女の子。不思議少女は転入そうそう話題となるが、その為に孤立する。ケイタはやり直せばいいと伝える。中学生娘が、小学生の時に学校指定の課題図書だと言っていた。友達関係の問題が深刻過ぎず、注視しやすいか。2020/07/19

ふじ

20
読みたい本にいつか入れた、そんな本。読んでみると確かに、自分にしっくりくる物語だったと思う。転校生の多い街、札幌の小学生のお話。主人公は地元っ子でいつも見送る側。タイトルの「ユウキ」は転校生側。どちらの辛さもきちんと描かれていて良本。短い間でも真摯に関係を育みたいと願う子ども達の態度に、忘れていた誠実さを貰ったような読後。子どもの1年は人生を変えるほど長い。転校生側だった自分は辛さが凄くわかる。2023/07/20

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