日本傑作絵本シリーズ
えんぎかつぎのだんなさん―らくご絵本

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  • サイズ A4判/ページ数 30p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784834005561
  • NDC分類 E
  • Cコード C8795

出版社内容情報

「うえ」「かみ」は好きだが「した」「しも」は嫌い。そんな縁起をかつぐだんなさんの愉快なお話。『ちゃっくりがきぃふ』に続く落語絵本。

<読んであげるなら>3才から
<自分で読むなら>小学低学年から

内容説明

むかし、あるまちにおおきなごふくやがありました。このおみせのだんなは、えんぎをかつぐことでゆうめいでした。

著者等紹介

桂文我[カツラブンガ]
1960年、三重県松阪市に生まれる。1979年、二代目桂枝雀に入門。雀司を名乗る。1995年、四代目桂文我を襲名。国立演芸場花形演芸会大賞(1995年)、大阪市咲くやこの花賞(1996年)などを受賞。滅んだネタの復活や、東京ネタの上方移入などに勤しみ、親子で落語を楽しむ「おやこ寄席」の普及にも力を注いでいる。三重県松阪市在住

梶山俊夫[カジヤマトシオ]
1935年、東京に生まれる。1962年、シェル美術賞受賞。1973年『かぜのおまつり』、1997年『みんなであそぶわらべうた』(いずれも福音館書店)で、世界絵本原画展(BIB)金のリンゴ賞受賞。1998年市川市民文化賞奨励賞。千葉県市川市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Cinejazz

17
〝大の縁起担ぎで有名な呉服屋の旦那さん。大好きな言葉は、縁起の良い「うえ」「かみ」「あがる」。反対に「した」「しも」「さがる」と聞くと、怒りの雷が落ちてくる。 奉公人の定吉と亀吉は、旦那さんへの前では縁起の悪い言葉を使わぬよう、子どもなりに気をつかう毎日。 ある日、町家の向こうから「米あげザルウ―ツ、米あげザルウ―ツ」という売り声を耳にした旦那さん。「嬉しい声が聞こえてきたやないか❢ 定吉に亀吉、あのザル売りを呼んでやりなはれ❢」 二人は、ザル売りに儲け話の知恵を授けると・・・〟縁起担ぎの落語小噺です。 2021/12/25

カラスノエンドウ

14
1月のお話し会に使用。旦那さんと丁稚たちのやりとりに笑い声がちらほら。 落語絵本は楽しいけれど、一度読むだけで喉がガラガラになってしまい、繊細なワタクシには辛くもある… でも、年に1回くらいは読み聞かせしていきたいです♪2019/01/10

Lesen

14
呉服屋の旦那は縁起をかつぐ事で有名。「うえ」「かみ」「あがる」という言葉は好きですがその反対は怒る。ザル売りと旦那のやり取りが楽しい。分かりやすい落語。子ども曰く「頭を下げてはいけないのだったら、人としてどうなの。」との事でした。その後次男と「あがる」という言葉を探して楽しみました。「俺が好きなのは打ち上げ花火、お母さんは??」「逆上がり」等々。2017/03/14

ヒラP@ehon.gohon

12
オチが効いています。読み聞かせ用にピックアップ。2019/01/12

遠い日

12
縁起のいいことばに、えらくビビッドに反応する旦那さんのこだわりが笑いを生む。旦那の縁起の前では、行儀さえもタブーとなる。2017/04/12

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