出版社内容情報
中部ヨーロッパの自然や街並みを背景に、克明繊細な筆使いで旅の楽しさを描きだした絵ばかりの絵本。世界各国の子どもたちが喜んでいる、心おどる絵本です。
<読んであげるなら>5・6才から
<自分で読むなら>小学低学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
やま
168
旅の絵本 1977.04発行。 この本は、旅の絵本です。字はなく、絵のみで物語を書いていきます。絵を見て、私が旅をします。 私の旅は、ボートでひなびた土地に上がり、そこにボートを置いて村人から馬を買います。 その馬に乗って、葡萄酒を作る村を通り。学校の側で徒競走が行われています。村の人が総出で生徒を応援しています。私も応援したくなりますが、先を急ぎます。 あ・・・、川で水浴びをし、川原で憩っています。私も一休みしたくなります。 城門を入ると、町に着きました。城門のなかは、にぎやかで人々が輪に ①➁へ続く→2020/07/12
KAZOO
163
安野さんの昔の代表作シリーズであったこの本を読みなおそうと思い手に取りました。本当にきめ細かな筆使いと色彩がやさしい色合いで見ているだけでゆったりした気分になります。中部ヨーロッパ編ということでドイツのような感じもします。2016/04/16
紫綺
142
文字のない、ヨーロッパの風景をのどかにきめ細やかに描いた大人向けの絵本。自分が鳥になって気持ちよく旅してる気分になれる。2016/05/08
Willie the Wildcat
135
一見、旅人を中心にした中世ヨーロッパの旅の風景。実はそれぞれのページに”隠し絵”のような要素がたっぷりつまってる。それを子供と探すのが楽しみ。恐らくまだまだ全てを見つけてないんだろうなぁ・・・。安野氏の後書きも印象深い。ぶらっと1人旅に出たくなるなぁ・・・。(笑)2012/05/20
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
118
中世のヨーロッパの風景を空から俯瞰した文字のない絵本。森や田園、レンガ造りの街並み……緻密に描かれた絵はどのページも美しいけど、それだけじゃない。さすがだまし絵の名手・安野光雅さん。トム・ソーヤー? セサミストリート? 『ウォーリーを探せ』のように遊び心あふれたキャラクターが絵の中に潜んでいる。その数40以上らしいけど、全部は見つけられなかった。^^; 2巻以降は巻末に解説が入っているので、もっと楽しめる。1977年4月初版。2016/04/09
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- 和書
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