出版社内容情報
“へらこいぎつね”と“ごんべえたぬき”の愉快な化けくらべのお話。いずれ劣らぬ見事な化けっぷりを、ダイナミックな絵でお楽しみください。さて、どちらの化けの皮がはがれるか?
<読んであげるなら>3才から
<自分で読むなら>小学低学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
230
松谷みよ子・文、瀬川康男・絵。きつねとたぬきの化け比べのお話。先攻はたぬき。みんなで花嫁行列に化けたものの、まんじゅうに化けたきつねにしてやられる。そこでたぬきたちが考え出した次なる作戦は…というもの。絵は黒い墨をやや霞ませるような技法で(こういうのを何と言うのだろう)描かれているために、絵本としてはやや地味。瀬川康男の評価は高いが、子どもたちに受け入れられるか、いささか心配なところだ。2025/11/23
あーさん☆今年こそ!断捨離!約8000冊をメルカリでちびちび売り出し中!(`・ω・´)ゞ
60
狸と狐の化けまくり大会?2019/08/06
ちえ
36
この本は子供の頃に読んだかも。絵が懐かしい。きつねとたぬきのばかしあい。二回目はたぬきが化かすというより騙す。上からの絵が広々していて良いなぁ。表紙はたぬき、裏はきつねのそれぞれの絵も良い。2022/11/13
舟江
17
二度目の勝負は、ごんべいだぬきは化けていなかったので、へらこいぎつねの勝ち! いや、化けないという化け方もあるのかもしれない。1勝1敗だ。絵は何とも味わい深いものだった。2020/03/25
長くつしたのピッピ
16
1年生~4年生に読み聞かせ。「花嫁行列ってなに?」昔話を読むと数年前よりずっとたくさんの質問が飛ぶ。説明しながら読み進めていても子ども達は要所要所できちんと絵を見て理解をしている。「大名行列」も知らない子どもが増えているので、益々昔話の必要性を実感した。2020/09/12




