出版社内容情報
埋もれた宝、片足の海賊ジョン・シルバーの反乱、少年ジムの大活躍??冒険物語の永遠のテーマを見事に表現した、忘れようとしても忘れられない、児童文学の最高傑作です。
<読んであげるなら>---
<自分で読むなら>小学高学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
猪子
8
読書メーターの読みたい本リストに登録していた最古参の本。ページ数を見て自信が無く手を出せずにいたけど、今は貸出期間も伸びているので挑戦。最初は波に乗れなくて、なかなかページを読み進めることができなかったけど、いい波に乗れるとサクサク進んだ(海賊の話なだけに)。ただ、登場人物が多いし二つ名みたいなのもあって後半はちょっと混乱。最後の最後までシルバーはシルバーだった。多分、愛され系悪役だろうね。まったくの話。2020/07/17
翔(かける)
7
他の訳も読んでみたい。スケールの大きい物語だけど、個人的には『海底二万海里』よりおもしろく感じなかった。海賊とのやりとりが話の主軸だったからかな?2014/05/31
円盤人
7
子供時代以来、30年ぶりに読み、大傑作だなあ、と改めて思う。ストーリーや場面展開の巧みさは言わずもがな、何よりその人物造形に驚かされた。自己の取り分にこだわるジムの母、愚直なほどきまじめなスモレット船長、おしゃべりでスキが多いが銃の達人である紳士トリローニ……。そして何よりジョン・シルバーをはじめとする海賊たち。彼らは悪人以外の何者でもないが、その刹那的・享楽的な生き方には、社会の底辺に生きる人間の悲壮感さえ感じさせる。この視線が本作を、単なる冒険小説を超えた、特別な何かに押し上げていることは疑いがない。2018/08/01
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
6
読書会【テーマ 伝えていきたい子どもの本】 おすすめリスト (朝読書高学年)2014/04/15
lovemys
5
読みましたよー(涙)こんなに頑張って読んだ本は久しぶりかもしれないー(涙)児童書だと思って読んでいたら、これは児童向けじゃないだろ!と、突っ込みたくなることが多々ありましたよ。児童書なのか?船の話しが全く分らず、船上で起きていることの殆どが理解できず…(汗)船の用語が全く分らず、それは一体、船のどのあたりのことを言っているのでしょうか…(汗)と、日本語を読んでいるのに、理解不能言語に感じられました。そして、全く宝を探しに行かない!これは、宝を探す話しよりも、人と人の駆け引きの話だった…。難しかったです(涙2015/09/22