出版社内容情報
ペルーからの帰国の船旅にはじまり、なつかしいブラウン一家のもとにもどったパディントンが、前にもましての大活躍。株でご難にあったり床屋になったりバレーまで踊ってしまいます。
<読んであげるなら>---
<自分で読むなら>小学中学年から
目次
船の幽霊
一発勝負
パディントン株を買う
証券取引所での御難
カリー氏の台所工事
事件の連鎖
パディントン妙技公開
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
♪みどりpiyopiyo♪
35
面白かったー♪ くまのパディントンシリーズ7冊め。素直で礼儀正しいく好奇心旺盛なドジっ子くまさん パディントンと、愛情深いブラウンさん一家の世界に安心して浸れます。■今回は、大きなお船での船旅や、証券取引所での一幕、お隣のカリー氏とのバタバタや 仲良しのグルーバーさんの幸運、そして パディントンの思いがけない大活躍☆、と盛りだくさん。■読めば読むほど パディントンとみんなのことが愛おしくなってくるのでした( ' ᵕ ' ) (1966年)2018/07/03
クロ
7
カリーさんもほんと懲りないねぇ。「おい、クマ公。」このセリフをきくと、何が起きるんだかワクワク。今回の配膳窓は傑作!出来上がって戸をあけたときの驚くべき光景に、うしろへひっくり返りそうになるパディントン。おなかがひっくり返るほど笑えた!!パディントンとカリーさん、この二人のドタバタ好きだなぁ。2015/10/15
negai
6
カリー氏の話までくるのをワクワクして待ちながら、息子と読みました。が、国語辞典の使い方をならった息子がいちいち意味を引くので、めっちゃ時間かかった!今回も面白かったです。2014/07/26
こらぴし
4
前作で暗黒の地ペルーに旅立ったパディントン。 今作はイギリスへの帰りの船から始まります。 なつかしいブラウンさん一家のことを思っているパディントンは夜中に幽霊を見てしまい・・・ イギリスに戻ったパディントンは詐欺師にニセ株券をつかまされてしまったり、床屋のアルバイトをしてみたり、ジュディの学校にバレエ鑑賞に出かけたりとドタバタ。 でもそこはクマらないようにできている彼なので、何も心配することは無いのですが。2008/08/02
ドラン3世
4
カリーさんもいい加減学習すればいいのにと思いますが、おちゃめな彼にかかると「配膳窓」の失敗も、優しいみんなのおかげで成功になっちゃうのがいいですね。周りから愛されているからこそ、みんなが彼をフォローする。絆を感じるお話でした。2012/11/20