出版社内容情報
誰もが一度はふれたことのある昔話だけに、数多くの資料にあたり、長く読みつがれるにふさわしい内容と文体で再話しました。美しい絵が物語を盛りあげます。
<読んであげるなら>4才から
<自分で読むなら>小学低学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
139
「うらしまたろう」は私の子供のころから様々な本などで読んできましたが、最近の絵本がどのような感じなのか知りたくて読んでみました。乙姫が亀であることが異なっていました。3年が300年ということはあまり変わりはないように感じました。絵が素朴な感じで色合いもきれいです。最近の絵本は昔に比べると贅沢な感じになっています。2016/11/20
nakanaka
80
私が知っている浦島太郎に補足する部分が多々ありました。例えば助けた亀が実は乙姫だったり、竜宮城に行くことイコール人間ではなくなってしまうことだったり、玉手箱は再び竜宮城に戻るために必要なアイテムだったりと。終わり方が呆気なかった印象です。日本昔話をたくさん読んでみるのも悪くないです。2016/11/11
Totsuka Yoshihide
30
時田史郎史再話,秋野不矩氏画。三大日本昔話のひとつ。勧善懲悪ものが多い他の昔話とは一線を画している。美しい絵が物語を盛りあげる。本文には,「このはこをもっていれば,いつのひかまたおあいできるかもしれません。でも,けっしてあけてはいけません。」というセリフがあるのですが,玉手箱をあけなかったら,どういう風に再会できたのでしょう?色々と考えてしまいました。2023/01/05
ゆき
27
助けた亀が実は乙姫だったり、竜宮城に行くこと=人間ではなくなってしまうことなど私が知ってるうらしまたろとはちょっと違ってました。2019/07/26
りなお
25
図書館本。有名な話。四季の窓というのは初めて見ました。300年後知り合いが誰もいない世界なんて生きていく自信はないなぁ2021/03/12