出版社内容情報
未開拓の大自然に立ち向かい、一歩一歩生活を切り開いてゆく一家の、たくましさとやさしさにあふれた姿が、克明に描きだされます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
213
シリーズ全体では第2巻だが、インガルス一家の旅篇としてはここから。イリノイ州ペピン湖畔から、オクラホマ州のインディアン・テリトリーまで。かなりの距離だが、物語の中心を成すのは、この大草原での1年間。ローラの6歳から7歳までを語る。この時代、お父さんは何でもできないといけなかったのだ。狩りはもちろん、家を1人で建て、井戸を掘り、オオカミから家族を守り…。まさに獅子奮迅の働きである。そして、お母さんは限りなく優しく、子どもたちの養育と教育にあたり…。もちろん、脚色はなされているのだろうが、基本的にはローラが⇒2025/05/30
舞
30
小学生の頃、中学でもそれぞれ読了。大好きな本。再読希望。
絵美
12
ローラの両親にとっては きっと過酷な環境でもあったのでしょうけれども、壮大な自然のなか ときには試練もありつつも 希望を抱いて進んでく家族の日々が あかるくて、だいすきなシリーズでした。ていねいに描かれる料理は どれも美味しそうで、バターをつくる場面とか わくわくして読んだ記憶があります。美しく手入れされた家の様子にも、心惹かれました。。最近お気に入りのタイニーハウスの本など眺めながら、そんなことを よく思い出します。*過去読書の記録2019/02/05
深田水松
10
ローラ・インガルスの伝記漫画を読み、本書を読みました。開拓時代の苦労と楽しみが生き生きと伝わってきます。ただ、あとがきにもあるようにその陰にあった現地住民の人たちの犠牲も忘れてはいけないように思います。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
8
記入漏れ。インガルス一家の物語2作目。よりよい生活を求め、移住するインガルス一家。当時の生活がリアルに書かれている。2025/02/03