出版社内容情報
「ふしぎの国のアリス」より、もっとナンセンスな物語。すべてがあべこべの鏡の中の世界にはいったアリスは、奇妙なチェスゲームの歩(ポーン)になっていました……。
<読んであげるなら>---
<自分で読むなら>小学中学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
154
これも英語版でしか読んだことがなく、日本語版で読むと結構飛ばして読んでいたのだなあと細かいところまでわかります。やはり数学者が欠いたらしく構成が凝っていて、「ふしぎの国」がトランプであるのに対しこちらはチェスが絡んできます。さまざまなほかの物語を援用している感じです。2017/03/30
あーさん☆GWは墓参りをハシゴしました。暑くてバテました。
62
中学生の時に読んだ本。
かもめ通信
18
数年ぶりの再読。 子どもの頃からなんども読んでいるけれど、何度読んでもよくわからない。 たとえその中味が把握出来なくても、なんだか妙に面白い本があるのだと知ったのは、この本を読んだときだったかも。 2014/10/05
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
9
12月予定の4・6年生のブックトーク授業【テーマ 冬休みに読んでみよう】用に選書。 ふしぎの国のアリスの続編。2019/11/04
chiaki
4
久々に読みました。やっぱり面白いです。子供の頃、まっさらな気持ちで読んでいた時とはまた違った視点で読めたので、かなり新鮮でした。無秩序のようでいて、なんとなく秩序を感じます。めちゃくちゃなんだけど、煩雑としているわけではないというか……これを読むといつも不思議な気持ちになります。子供にとっても大人にとっても、「空想」ってきっと大事な世界なんじゃないでしょうか。『鏡の国のアリス』はきっとずっと私の中で特別であり続けるんだろうなと思いました。いつか原書を読んでみたいです。2013/09/12