出版社内容情報
虫歯の痛さはだれだって知っています。歯の大切さと、歯をじょうぶに守る方法を、からだ全体との関連の中で、わかりやすく、楽しく考えていく絵本です。
<読んであげるなら>4才から
<自分で読むなら>小学低学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nakanaka
79
歯科医でよく見かけ、何度も読んだ絵本です。歯の大切さを教える絵本としては元祖といっても過言ではない絵本ではないでしょうか。歯の大切さは年齢を重ねれば重ねる程身に染みて感じるもの。子供たちには早い段階で理解させ、歯を大切にしてもらいたいものです。2019/05/07
匠
72
幼稚園児くらいを対象にしているが内容は濃い。前歯、奥歯それぞれの役割の違い、歯がないとどうなるか、よく噛まないとどうなるか。また、虫歯のできる原因と過程を描きつつ、歯磨きしてさえいれば虫歯にならないわけではないのだという、一番重要なことを説明しているのがとても好感持てる。丈夫で健康な歯を保つことは、丈夫な身体を作ることに繋がるということ。また歯が弱いとどうなるか、歯を強くするにはどうしたらいいか、食事時以外でも大切な役割があることなど、「歯」についての大切な知識がつまったとても良い絵本だと思う。2013/07/24
s-kozy
66
これもやはり名作ではないか。「あなたはよくたべものをかむでしょう。『まえば』でしっかりちぎり『おくば』でよくすりつぶすでしょう。すると おなかのなかで みんな よい『えいよう』になります。 だから あなたの からだは ますます じょうぶに なるでしょう。」(18頁)確かな知識とわかりやすい文章。説得力のある絵。加古里子さんの真骨頂ですね。2018/05/07
gtn
42
「歯」さえ丈夫であれば、幸福になれるという極論。虫歯の者の惨めな姿も描いているが、脅迫ともとれる。2022/11/26
しぃ
41
もうすぐ歯科検診があるので。子どもたちへ分かりやすく伝えるのに、絵本ってやっぱり最適です。歯磨きしないとどうなるか、しっかりつたわったようで。読んでる最中に歯ブラシ取ってきて磨きながら聞いてました。予想外!笑2020/09/05