内容説明
この本は、年わかいみなさんのための美術の本です。ふつうの本とはすこしちがっているところがあります。この本のねらいは、レオナルド・ダ・ヴィンチのほんとうのすがたを知ってもらうことにあります。レオナルドは、身のまわりの自然や人間を観察するという、たいへんかんたんなことからはじめました。そして、ゆたかで変化にとんだ作品をつくりだしたのです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
♪みどりpiyopiyo♪
43
15〜16世期にイタリアに実在した、多才な芸術家で科学者、エンジニアでもあったレオナルド・ダ・ヴィンチを紹介するご本を読みました。小中学生に向けて、、 大判のオールカラーで彼の業績を伝えます。■この本では、自然を愛したアイディアマンで、素晴らしい絵画を残し、科学や医学にも業績を残し、数々の発明をしたエンジニアでもある面を、ビジュアルで分かりやすく示しています。作家であったことについては、ビジュアルで示しにくいせいか、一言触れただけです。■クイズやゲームもあって楽しい1冊です♪ (1979年)(→続2020/03/20
とよぽん
19
国語の授業で「最後の晩餐」の絵について書かれた評論文を読んだ。学校司書さんに関連資料のコーナーをお願いしたら、10冊ほど並べてくださった。福音館書店の本書が、生徒にとって読みやすく分かりやすいと思う。画家というよりも探究心旺盛な科学者として、レオナルドが多くの業績を残していることに驚いた。そして、あの「モナリザ」のモデルが当時24歳ぐらいだったというのにも、驚いた。16世紀の若い奥さんって、あんなに落ち着いた雰囲気? もう「最後の晩餐」そっちのけだった。2018/02/12
yk
8
レオナルドダヴィンチがどういった偉業を成し遂げたのかさらっとわかる絵本。2021/12/07