出版社内容情報
朝市は、海でとれたもの、畑でとれたものを持ちよる商いの場。そこには潮のかおりと土のにおいがたちこめていて、人びとにとって楽しいおしゃべりと社交の場でもあります。石川県「輪島朝市」の活気ある風景を描いた、1980年刊行の本作品。令和6年能登半島地震で大きな被害を受けた被災地の、一日も早い復興への願いを込めて復刊します。本作品の利益は、能登半島地震災害義援金として、日本赤十字社に寄付いたします。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mana
79
朝一にお店を出す人たちは、朝早くから動きます。接客だけじゃなくて、立ち話したりもしています。言葉が方言なので、まるで昭和の能登へタイムスリップしたみたい。寒い冬だけど、人情深くてあたたかい。2025/12/17
とよぽん
64
知人から復刊のことを聞いて。今日、すぐ買いに行った。残り2冊で、手に入れることができてよかった。何とも味わいのある絵、素朴で温かい会話のやり取りで、輪島朝市のおばあさんたちの姿が臨場感たっぷりに描かれている。多くの人に買って読んでほしい!2024/04/20
花ママ
60
1980年刊行の絵本。昔から続く朝市の活き活きとした様子が描かれています。学生時代に旅行で友人と朝市を見学したことも思い出されます。能登半島地震で火災に見舞われ、あとかたもなく焼け落ちた朝市通りの姿に胸が痛みました。同じような地震にあったものとして、1日も早い生活の復旧を願わずにはいられません2024/04/14
いおい 1 あと70日で●キロ痩せる
48
元日の震災で思い出して、図書館で借りて読みました。1980年がたぶん初版だったろうと想像します。40年後の今はもっと観光化されていただろうけれど、流れる空気の味わい、ひらがなで読みやすい地の言葉などが染み入ってくる。失われてしまった、、、2024/02/08
よこたん
43
“もう なんねん こうして すわっとるやら。ああ うれた、よかったな、で まいにちが すぎてしもうわ。” この絵本の語りは、輪島・朝市の人びとだ。40年以上前の絵本を復興支援のためにと、このたび復刊。おば(あ)ちゃんたちが大活躍の朝市様子を、素朴な筆致で描かれているところに、お国言葉丸出しの会話が絶妙に乗っかかり、臨場感がいっぱいで楽しい。子持ちの赤ガレイを買って、炙って食べたくなる。海のもの山里のもの家で加工した自慢の品、ほっかむり姿のおばちゃんたち。こんな風景をいつの日かまた見られますようにと願う。2024/06/08




