出版社内容情報
魔女に連れ去られ高い塔に閉じ込められたラプンツェル。彼女の歌声を聞いた王子が呼掛けると、塔から黄金色の長い髪がおりてきて…。生まれたばかりの赤ん坊が、魔女によって連れ去られます。ラプンツェルと名付けられたその子が、やがて器量のよい娘に成長すると、魔女は娘を森の奥の高い塔に閉じ込めました。ある日、美しい歌声を聞いた王子が、声のする塔に向かって「おまえのかみをさげとくれ!」と呼びかけると、窓から黄金を紡いだような長い髪がおりてきます。瀬田貞二生誕100年を記念し、限定復刊。名訳とホフマンの美しい絵で味わうグリムの物語。
フェリクス・ホフマン[ホフマンフェリクス]
フェリクス・ホフマン(Felix Hoffmann)1911?1975 スイス、アーラウ生まれ。ドイツの美術学校で学んだのち帰郷。版画家としてすぐれた仕事をする一方で、ステンドグラスの制作にも力を入れた。自分の子どもたちのために絵本をつくりはじめ、1957年『おおかみと七ひきのこやぎ』を出版。以降、数多くの美しい絵本を残した。日本で出版されたおもな絵本に『ねむりひめ』『七わのからす』、さし絵に『グリムの昔話1?3』(以上、福音館書店)などがある。
瀬田貞二[セタテイジ]
瀬田貞二(せた ていじ)1916?1979 東京生まれ。東京帝国大学文学部卒業。児童文学の評論、創作、翻訳などで活躍。評論に『絵本論』『児童文学論(上・下)』、再話に『かさじぞう』『ねずみじょうど』『ふるやのもり』『おんちょろちょろ』『うしかたとやまうば』『まのいいりょうし』『おなかのかわ』『いたずらおばけ』、訳書に『おおかみと七ひきのこやぎ』『ねむりひめ』『三びきのやぎのがらがらどん』『ちっちゃなえほん ちっちゃな ちっちゃな ものがたり』(以上、福音館書店)『ナルニア国物語(全7巻)』(岩波書店)などがある。
内容説明
魔女にさらわれ塔に閉じこめられていたラプンツェル。ある日彼女の歌声を聞きつけてやってきた王子と出会い…。
感想・レビュー
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市太郎
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