世界昆虫記

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世界昆虫記

  • 今森 光彦【著】
  • 価格 ¥5,500(本体¥5,000)
  • 福音館書店(1994/04発売)
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  • サイズ B4判/ページ数 333p/高さ 32cm
  • 商品コード 9784834001792
  • NDC分類 486.087
  • Cコード C1645

出版社内容情報

オオカバマダラの数千万頭の集団越冬、サバクワタリバッタの大移動、ホタルツリーの大集団発光、ラフレシアの受粉、17年ゼミの大発生など、膨大な取材による、世界最高峰の昆虫写真集。

<読んであげるなら>---
<自分で読むなら>小学中学年から

内容説明

世界最高峰の昆虫写真集。20年におよぶ取材期間。地球上の辺境を踏破した精力的な撮影行。厖大なフィルムから厳選された1300点。驚異の“昆虫たちの生態”。

目次

青い島々 東南アジア‐群島(妖花の誕生 世界最大の花・ラフレシアの開化;嘘のにおい 受粉のしくみ;熱帯のクリスマスツリー ホタルの集団発光;蝶の谷 チョウの吸水 ほか)
進化の森 東南アジア‐半島(花びらの散歩 ハナカマキリ;虫になった葉 コノハムシ;葉を食べる葉 緑の葉に似た虫;落ち葉隠れ 枯れ葉に似た虫 ほか)
豊潤な小島 日本(北国に生きる 北海道のチョウ;無人島の大騒動 トノサマバッタの大発生;助けを求める隣人 滅びゆく昆虫;人里の自然 虫のすむ環境 ほか)
原色の楽園 中央アメリカ(森へつづく緑の道 ハキリアリ;樹上の仕事 葉を切るハキリアリ;マッシュルームの家 ハキリアリの巣;キノコ栽培 ハキリアキの巣の内部 ほか)
大河のほとり 南アメリカ(水に浮かぶ花の宿 オオオニバスの受粉;自慢大会 巨大昆虫をもつ子どもたち;巨大ギネスブック 世世最大の昆虫;どちらが前かわからない 頭部をはぐらかす虫 ほか)
拓かれた自然 北アメリカ(身近な自然を味わう ケンタッキーの郊外で出会った虫;葉のオブジェ アメリカソロヒトリの幼虫の集団食事行動;17年目のやかましい夏 17年ゼミの大発生;オオカミになったヒツジ ハワイの肉食シャクトリムシ)
光につつまれた村 ヨーロッパ(地中海の香り 南フランスの夏の虫;昆虫の詩人 ジャン・アンノ・ファーブルを訪ねて;本の形をした標本箱 ジェームス・トムソン氏の秘蔵品)
苛酷なサバンナ 東アフリカ(球をつくる天才 スカラベのフンボールづくり;フンがとりもつ縁 ウエディングボール;地下の育児室 スカラベの成長 ほか)
熱い砂漠 西アフリカ(100億匹の大移動 サバクワタリバッタの幼虫;ユートピアへの旅 サハラ砂漠をわたるサバクワタリバッタ;アフリカが滅びる! 人間対サバクワタリバッタ;乾燥した砂漠地帯に生きる)
孤立した大地 マダガスカル(喜怒哀楽 スカラヤママユガの目玉模様;こだわりの衣装 美しいガ;銀色のゆりかご マダガスカルオナガヤママユガ ほか)
岩と森の大陸 オセアニア(ハケアの花の下で ハンマーオーキッドツチバチの交尾;貴婦人たちのたくらみ ドラゴンヘッドオーキッドの受粉;美女の誘惑 スパイダーオーキッドとハエ ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

302
昆虫写真家の今森光彦の、文字通り世界の昆虫を渉猟した本。図鑑風でもなく、また写真集というのでもない。しいて言えば写真によるエッセイ集といった趣き。東南アジア、南北アメリカ、アフリカ、オセアニアの各地に(ヨーロッパはファーブルに敬意を表して南仏が少しだけ)昆虫を求めて旅行くのだが、ここでは昆虫だけではなく、昆虫を含めた生態や人々の暮らしについても触れている。こうしてあらためて昆虫を見ると、やはり昆虫界の花は蝶と甲虫類だろうか。地味ながらトンボもいいなあ。また、17年ゼミをはじめ驚きもいっぱい。2023/11/11

かりさ

29
昆虫好きの6歳の息子が図書館で自ら選んで借りてきました。それぞれ世界の地域に生息する植物や人々の暮らしに密接する昆虫たちの写真集です。整然と昆虫が並ぶ図鑑と違ってリアルに昆虫の生態が伝わる本書にかなり心惹かれたようで毎日眺めるほど。世界にはまだまだ知らない植物や昆虫などの生き物がいて、その奇想天外な姿や彩りに驚くばかりです。息子には眩いキラキラの世界に見えるようです。神の創造はこんなにも不思議で美しく魅力的なのかと感動。今森さんの昆虫記は素晴らしくますます好きになるのです。2015/08/10

春ドーナツ

19
幼い頃からハナカマキリに官能を感じていた。大判両開きで背景は黒、眼前に浮かび上がる、薄桃色の茎と花の間で指揮者がタクトを振り上げるようなポーズをしている(尻尾は燕尾服の先っぽに見える)薄桃色とパールホワイトに染まったハナカマキリと再会したとき、やっぱり艶っぽい、艶やかだと思った。三条大橋を渡って南に向かう小路に入り込んだら、二人連れの舞妓さんとすれ違ったこと、思わず振り返ったら、うなじがとても美しかったことを思い出した。お住まいがどこかよくわからないけれど、実際にお目にかかったら私は悶絶するかも知れない。2019/11/17

おはなし会 芽ぶっく 

14
記入漏れ。1300点の写真。20年かけて撮ったものだそう。その中の1300点。600種類を超える昆虫と植物、自然、人々が収められてます。馴染みのない昆虫もいるが迫力満点。2019/04/16

Koki Miyachi

11
昆虫写真家今森光彦の代表作。熱帯の森の奥深くには、奇想天外な昆虫が戯れている、そんな夢のような光景に出会うこと、少年時代のあこがれそのままに20年近く世界を飛び回って撮影した写真集。取材スタイルは放浪的で自由気ままという言葉通り、普通ではない昆虫との貴重な出会いも数多く、ページをめくる度に衝撃的な驚きと感動に出会うことができる。自然の神秘への畏敬の念と、その感動を伝えてくれる写真家の存在に感謝の念を禁じ得ない。子供は勿論、大人も手に取って観るべき写真集。第20回(1994年度)木村伊兵衛写真賞受賞作。2013/11/09

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