出版社内容情報
南北戦争時代のアメリカ。個性豊かな4人の姉妹は父の不在と貧しさの中で、失敗を繰り返しながらも日々成長をとげてゆきます。読みつがれて今なお共感をよぶ家庭小説の名作。
<読んであげるなら>---
<自分で読むなら>小学中学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
星落秋風五丈原
35
【ガーディアン必読1000冊】 実は一番最初に読んだのは、大人向けの海外文学全集のうちの一つだった。いきなりだったのでジョン・バニヤンの『天路歴程』がわからない!おしゃれに余念がないメグ、男っぽく小説家が夢のジョー(ジョセフィン)、引っ込み思案でピアノが大好きなベス、そしておしゃまなエイミー。優しいお母さん。出かけたままの貧しい暮らしをよしとするお父さん。そして隣のローリー。1986/01/01
頼ちゃん
11
子供の頃すごく好きだった作品。2018/02/17
しずくちゃん
6
若かりし頃、ずっと読みたいと思っていた本なのに、怠けて?恥ずかしながら初めての読了です。そして読みながら、なぜ学生時代に読まなかったんだろう、と後悔しきり。母さまも父さまもメグもジョーもベスもエミリーも本当に良い素敵な人達で、清貧で温かく、楽しく思いやりがあって、読んでるだけで幸せな気持ちに、そして生き方の道標になってくれるような本でした。2023/11/19
𓃲
6
とても素敵なお話だった。ひとつひとつの小さな事件や嬉しいこと、悲しいこと、いろいろなことを姉妹で分かち合っていた。メグ、ジョー、ベス、エイミーの性格が表されたそれぞれのお話が読んでいて楽しかった。続きのお話も読んでみたい!2020/10/03
咲穗
6
幼い頃、読んだ作品の再読 個性が異なる4人姉妹の生活が細やかに描かれています 私は昔から長女のメグが好きでした プロテスタントかな?の一家のお話なので要所要所に宗教的な思想も描かれるのですが、そこまで宗教に特化してるとは感じませんでした むしろ現代にも通ずる人として身につけておきたい美徳、かなと思う言葉もたくさん2019/05/03