出版社内容情報
近畿大学の超人気講義が1冊に!
ゾンビの歴史はヴードゥー教から始まる。そこから金字塔的ゾンビ映画『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』を経て、映画、マンガ、アニメなど、「ゾンビ」という存在は人々を惹きつけてきた。特に昨今は、『ワールド・ウォーZ』、『カメラを止めるな!』、『屍人荘の殺人』、『ゾンビランドサガ』など、ゾンビコンテンツの大ヒットが続き、ハロウィンともなれば街はゾンビメイクの人々であふれる。
そもそも「ゾンビ」とは何か。映画、ゲームなどのコンテンツでどのように発展してきたか。いつからゾンビは全力疾走するようになったのか。『鬼滅の刃』はゾンビものなのか。日本独特の「カワイイ」文化に取り込まれたゾンビや、ゾンビでの町おこしなど、本書はあらゆる角度からゾンビを分析したゾンビ総合研究書である。
内容説明
人々は何をもって「ゾンビ」としているのか。ゾンビを研究して何がわかるのか。ヴードゥー教から『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』を経て『ワールド・ウォーZ』まで、映画、マンガ、アニメ、ドラマ、小説ゲーム、ハロウィン、町おこしなどあらゆる角度からゾンビを分析する、ゾンビ総合研究書。深遠なるメディアコンテンツ学の世界へようこそ!
目次
第1章 「ゾンビ」とは何か(ゾンビという字を辞書で引いたら…;先行研究の収集と整理 ほか)
第2章 映画で見るゾンビの歴史(ゾンビ映画の数の推移―こんなにあるゾンビ映画;ヴードゥー・ゾンビ―異文化としてのゾンビ ほか)
第3章 ゾンビのグローバル化、マルチメディア化(世界をまたにかけるゾンビ映画―『ワールド・ウォーZ』;ところ変わればゾンビも変わる―進む国際化と多様化 ほか)
第4章 日本のゾンビ文化考(日本のゾンビ映画―『バトルガール』から『屍人荘の殺人』まで;邦題のえじき―映画宣伝の面白さ ほか)
第5章 なぜ人々はゾンビに惹かれるのか(「だらしなさ」から来る「自由さ」―バカバカしさの中に創造性あり;ゾンビは人間自身を見つめなおさせる ほか)
著者等紹介
岡本健[オカモトタケシ]
1983年、奈良県生まれ。近畿大学総合社会学部総合社会学科准教授。専門は観光学、観光社会学、コンテンツツーリズム学、ゾンビ学。北海道大学大学院国際広報メディア・観光学院観光創造専攻博士後期課程修了。博士(観光学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kana
香菜子(かなこ・Kanako)
ようへい
めがねまる
5〇5