出版社内容情報
だるまちゃんシリーズの2作目。だるまちゃんは、今度はかみなりちゃんと親しくなり、雷の国に案内されます。漫画風の絵で描かれる雷の国の楽しさは抜群です。
<読んであげるなら>3才から
<自分で読むなら>小学低学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
282
加古里子・作。だるまちゃんシリーズの1冊。空から落ちてきたかみなりちゃん。だるまちゃんとのやりとりの後、二人はかみなりこうえんへ。ごちそうしてもらった上におみやげまでもらってだるまちゃんは帰ってきました、というお話。人気を呼ぶのは、やはり絵の力。表情もだが、この巻では身体性も大きな要素だろう。「えい、やっ!」、「ぴょんとこさ」の掛け声と跳躍する。この躍動感がいいのだと思う。また、かみなりこうえんでの遊びの数々も、子どもたちへの誘いになるだろう。鬼ごっこ、ケンパ、なわとび、かくれんぼ、わなげ…。 2025/05/09
AKIKO-WILL
88
加古里子さんの絵本って本当にたくさんありますね!そして、どの作品もシリーズが多いのが愛されてる感じが伝わります。このだるまちゃんシリーズを初めて読みましたがたのしかった!かみなりちゃんが空から落ちてきた!まさかの浮き輪を付けて!なんで?どうして?と読み進めるとそんなステキな場所があるとは!夏にピッタリな絵本です。2016/05/25
keroppi
76
1968年に初版が出版されている。だるまちゃんが行くかみなりの国は、その当時思い描かれた未来都市のようだ。こんなに楽しい未来が待っていると思っていたのに。2022/08/21
HIRO1970
66
★☆★読みましたね、自分の子どもの頃か、長男の小さい時か・・・。2004/01/01
kaizen@名古屋de朝活読書会
51
日本の物語らしい「だるまちゃん」と「かみなりちゃん」の物語。ふだんは出会わない二人が友達になる。 ほのぼのとした雰囲気と、ゆったりとした進行。 自分で読むなら、小学校進学前の子供によい。 読み聞かせには、0歳から3歳くらいまでがお勧め。2011/06/16