出版社内容情報
いびき、おなら、あくび、しゃっくりなど、人間の生理的弱点を素材にした、ナンセンスでユーモアにあふれた大らかなお話が5編。読みきかせにも最適です。
<読んであげるなら>5・6才から
<自分で読むなら>小学低学年から
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chiaki
44
くしゃみ、しゃっくり、いびき、おなら、あくびを題材にした5話からなる松岡享子さん作、最高の昔ばなし集です!昔ばなしを聞き慣れない子どもたちも多い中で、これならよくおはなしを聞いてくれそう。素話でやってみたいです。第4話『梅の木村のおならじいさん』に登場する妖精的存在、ズーイグルッペが気になります♡2021/01/24
seraphim
26
ユーモア溢れる昔話風のお話、5編が収められている。子どもが喜びそうな、くしゃみ、ひゃっくり、いびき、おなら、あくび、というキーワードが入っていて、とても面白い。素話のテキストとしても使えそうだ。いつか、語ってみたい。内容は「くしゃみくしゃみ天のめぐみ」「とめ吉のとまらぬしゃっくり」「かん太さまのいびき」「梅の木村のおならじいさん」「あくびあや太郎」の5編。2015/07/02
Yukiko Yosuke
22
1968年刊行。おお、私より年上な本だった。表題作「くしゃみくしゃみ天のめぐみ」を含め、5編収録。くしゃみ、しゃっくり、いびき、おなら、あくびと、いずれも人であれば当たり前のことが度を過ぎている主人公達が繰り広げるお話。皆ちゃーんとめでたしめでたしで終わるのだが、さいごのずっと食っちゃ寝しているあや太郎が幸せになるのはちょっと違うんじゃあ…(笑)と思っちゃった。ご褒美は、あや太郎のお腹に住んでいる雀達にあげるべきだよねえ。2024/04/06
ゆき
21
3月課題本。 くしゃみ·しゃっくり·いびき·おなら·あくびを題材とした5つのお話。どのお話もユーモアたっぷりで、最後はほっこりしました。2019/02/20
いろ
18
読友さんご紹介で気になっていた児童書を冬休みに。8歳男児はあっという間に読み終わり「面白かったよ。」母(私)は返却期限ぎりぎりに何とか時間を見つけてバタバタと読んだ。日本の愉快な昔話5編。それぞれ5-10分くらいで読めて,くしゃみ,しゃっくり,いびき,おなら,あくびに絡む人々の話を,下品にならずにハッピーエンドで語られるので,ずっと明るい気持ちのまま,母(私)もまた,あっという間に読めた。最近,朝読ボランティアで時々,素話を聴く機会も増えたので,私も覚えるなら,こんな面白い系のお話がいいな~と考えたり。2017/01/12
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- 和書
- 愛逢い月 集英社文庫