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出版社内容情報
ドイツの博物館に秘蔵された美しい日本の説話絵巻1軸。その物語に隠された謎を追う旅は、眠っていた物語たちに命を吹き込み、やがて、天空と海原に広がりわたる珠玉のお話集となる。
<読んであげるなら>---
<自分で読むなら>中学生から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
86
今昔物語に出てくるような話を若い人(中学生や高校生)向きにさまざまな絵巻や昔の絵画などを多用して興味ある本に仕立ててくれています。この巻では瓜と龍を主に題材として扱っていて私たちが昔から知っている物語などが数多く含められています。天の川の七夕の話なども本当はこのような物語だったのかと認識を改めました。このような日本の古くからある絵巻物などを鑑賞させてくれる本は楽しめます。2022/11/06
pocco@灯れ松明の火
11
今昔物語の百科事典その一:「竜」を探して読む。日本の竜と中国大陸の竜の違いを知る。 「瓜」=瓢箪。瓢箪から出てきたものなど。 またじっくり読もうと思った一冊。2011/12/14
いくっち@読書リハビリ中
9
重厚な厚みの本を開くと目に飛び込む数々の瓜。瓜から天の川へそして七夕へ。瓜の蔓が天へと向かい覆っていく。瓢箪からは吉事が飛び出し、蛇をも退治する。初めは繋がりこそ感じられなかった瓜と龍蛇は繋がりを持ち、この本の企画に感嘆した。数々の話の集大成。ひとことで言うなら事典です。手元に置いて開いたページを読むのが一番いいのかも。全5巻+索引揃えたい気持ちは山々ですが、いかんせんお高いわ。2009/08/22
ぐるぐる244
8
図書館 手元に置いて時間のある時に少しずつ読みたい本だけど、寝ながら読むには重くて不向き。とりあえずの記録 真桑瓜 瓢箪 西の京の女 うつぼ舟 流れ寄るもの 2023/01/29
ディプロドクス
3
再読です。七夕の話から瓜…うつぼ舟、そして竜蛇へ。昔話の豊かなこと。 寝る前に少しずつ読むのに最高。寝床で読むには少々重いのですが。2014/09/30