出版社内容情報
日照り雨の時はきつねの嫁入りがある……。そのとき、おじいさんが見たのは、かわいがって育てたきつねの花嫁姿でした。おじいさんときつねの心の交流を描いた心に残る絵本です。
<読んであげるなら>4才から
<自分で読むなら>小学低学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はる
62
優しくて切ない物語。山奥の水車小屋に1人で暮らすおじいさん。ある日、撃たれて死にそうになっている子ぎつねを見つけます…。短いストーリーですが、読み終わった後にしみじみとした余韻を残します。あくまでおじいさんの視点だけで語られているので、子ぎつねの本当の想いは分からない。きつねたちはやはり人間と一線を引いているのかなあ…。瀬川康男さんの抒情的な絵が印象的。2021/01/18
舟江
18
聞いた事のあるような題名。しかしオリジナルのストーリーであった。そして、絵は色合いがなんとも言えない味が出ていた。2020/07/06
いっちゃん
13
ちょっと最後せつない。2017/02/27
あおい
12
雨の中死にそうなこぎつねを助けたおじいさんはそのまま一緒に暮らすようになる。きつねは成長して美しい娘きつねになり…おじいさんの寂しいけれど嬉しい気持ちが伝わってきてしみじみします。淡い色彩が幻想的な儚さを感じさせて美しいです。2022/11/23
ヒラP@ehon.gohon
10
Sカフェで読み聞かせしました。2024/06/05
-
- 和書
- オオルリ流星群