出版社内容情報
日照り雨の時はきつねの嫁入りがある……。そのとき、おじいさんが見たのは、かわいがって育てたきつねの花嫁姿でした。おじいさんときつねの心の交流を描いた心に残る絵本です。
<読んであげるなら>4才から
<自分で読むなら>小学低学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
144
この世界には、美しい雨があるという。どこからやってきたのか、青空から落ちてくる滴、天からのきらめきを見上げている人々。何か特別な行いがあったのだろうかと。昔、山小屋の水車小屋に住んでいたおじいさんが、凍えてしまい弱りきった子ギツネを助けるところから始まる、全国各地で伝承されているとても有名なお話。こんなに濡れて寒かろうに。温かいものでも食べて、今宵はぐっすりと眠るんだよ。その幾重にも包み込むやさしさが、心を晴れ渡らせたのだろう。一生の恩人、あなたがいなければ。瀬川康男さんの絵がいい雰囲気を醸し出している。2026/02/11
はる
62
優しくて切ない物語。山奥の水車小屋に1人で暮らすおじいさん。ある日、撃たれて死にそうになっている子ぎつねを見つけます…。短いストーリーですが、読み終わった後にしみじみとした余韻を残します。あくまでおじいさんの視点だけで語られているので、子ぎつねの本当の想いは分からない。きつねたちはやはり人間と一線を引いているのかなあ…。瀬川康男さんの抒情的な絵が印象的。2021/01/18
ケ・セラ・セラ
18
時々こういった民話や昔話を読みたくなります。松谷みよ子さんの文に瀬川康男さんの絵、素敵です。昔から天気雨が降ると「きつねの嫁入り」と言います。瀕死のところをお爺さんに助けられたこぎつねはすくすくと成長し、やがて美しい娘きつねになりますが…。大切に育てたお爺さんにとって寂しくとも、きつねの親心にも、ぐっときます。しみじみと本を閉じました。2026/03/08
舟江
18
聞いた事のあるような題名。しかしオリジナルのストーリーであった。そして、絵は色合いがなんとも言えない味が出ていた。2020/07/06
いっちゃん
14
ちょっと最後せつない。2017/02/27




