出版社内容情報
「おおきなかぶ」から「魔法の馬」まで、ロシアの大地から生まれた昔話《全33話》を収録。美しい訳文に力強いさし絵(カラー19頁)。総ルビ。布クロス特装、函入りの愛蔵本です。
<読んであげるなら>5・6才から
<自分で読むなら>小学中学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
円舞曲
15
大人のためのおはなし会。「魔法の馬」何人かの方のを聞いていてみて、結構、ドラマチックな感じのお話なので、人物のイメージや背景のイメージなど、語る方の伝えるようとするスケール感でお話が貧弱にも雄大にも変化するように感じました。ロシアの大地や人物達が生き生きと動いてくると本当に面白いお話です。いつか、語ってみたいです。2017/01/12
ほたぴん
6
ロシア昔話の独特のパターン…”朝になればいい知恵もうかぶっていいますもの”とか、”一羽のわしが地面にぶつかって若者になりました”とか、が面白い。2011/02/03
caro ucci
3
ロシアの昔話は残忍さが少なく、やわらかい優しさに満たされて、子供の読み聞かせにもお勧めです。装丁に劣らぬ美しいお話で、値段相応の価値あり。2012/09/30
寿里子
0
大変読み応えがありました。3兄弟が多いです。2023/08/13
joyjoy
0
「どうぞ、おやすみになってくださいな。ひと晩寝れば、よい知恵もうかぶっていいますもの」。「朝は夜より知恵がでる」、「朝は夕方よりかしこくなる」。って繰り返されたら、自分の悩みもひと晩寝たらどうにかなるかもっていう気分になるなぁ。 自分ではなかなか買えないこんな本も楽しめる、図書館はありがたい。 2019/05/31
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