出版社内容情報
子ねこが外へとび出しました。外には、危険なものがいろいろ待ちうけています。常に外へ、広い世界へ、冒険へとむかう幼いものの姿を的確にとらえた絵本です。
<読んであげるなら>3才から
<自分で読むなら>小学低学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
217
ちいさなねこはどこへいく?大体、危ないところへ行く。まだ危険というものを知らないから、今日もひとりで旅に出る。まったく見たことのない世界に興味津々。ひとりで出掛けて大丈夫かな。ほら危ない。全力疾走で逃げてはみたけど、もう動けなくなっちゃって、ミャアミャア、高い所で小さな声で泣いている。聞きつけたよ、おかあさんねこ。優しく甘噛してくれて助かってよかったね。お腹いっぱいになったらぐっすり眠ったね。猫好きにはたまらない絵本。くりりとした瞳も、もう少ししたら凛々しくなっちゃうんだね。兎にも角にも猫の絵がかわいい。2023/08/18
あすなろ
101
【育児】63年出版。息の長い作品。絵が時代を感じさせる。子猫の冒険から端を発した危機を母親猫が救う、というパターン。交通安全とかの啓蒙には良いだろう。2017/03/20
優花 🍯モグモグ
95
好奇心旺盛の小さな猫。子猫ってこんな感じ♪♪こんな感じ♪♪ 外の世界は子猫達にとって危険なものがたくさん。そして母猫は強し。子猫を守りにいく姿は、やっぱり母親なんだなって実感しました。2017/09/03
momogaga
80
【大人こそ絵本を】再読。母の愛情に守られた子猫の成長譚。昭和の風景が懐かしいです。2016/02/14
鱒子
73
図書館本 無謀にも見える子猫の大冒険。ともかく絵が写実的で素敵。猫も犬も生き生きと描かれています。2021/08/07