内容説明
おへそがえる・ごんは仲間の少年たちと、おにの山賊を退治にのりだします。おにの山賊のかしらはおそろしく強く…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chiaki
45
シリーズ3夜連続読み聞かせの2日目。かえるのごんと人間けん、黒へびのごん一行は、村の女、子どもをさらい、米やお金を奪う鬼と山賊たちを退治するためその住処へとやって来ます。ごんが風船がえるにされ空へと放り出されるピンチも、その姿がなんだか可愛くて妙♡そして、呼べば必ず助けに来てくれる化け名人のぽんたとこんた。2人の力添えもありつつ、山賊たちに挑みます。鬼の画は迫力に満ちて圧巻!とても痛快!!2021/04/14
たまきら
21
鬼や山賊に女性と子供がさらわれることをしった三人衆、早速助けに向かいます。ところが鬼の強いこと!緊迫しているのにとぼけた絵で、笑いがとまりません。かんじんなところでつまるごんのおへそにオタマさん大うけでした。2020/07/31
anne@灯れ松明の火
18
読友さんオススメ。隣市書庫。表紙の耳かきみたいなの、何だと思う? おへその掃除機だって(笑) そのあとは、おへそにごみがつまらないように、……でふただって(笑) こんな小ネタも効かせながら、ごんの旅は続く。山賊に苦しめられる村人を助けようと、ごん、けん(人間)、どん(蛇)トリオ、大活躍。ごんは途中オオボケもあるけれどね(笑)2014/06/23
いっちゃん
16
赤羽さんの絵がいっぱい。なんかお得な感じ。人とカエルとヘビ。なんか、バラバラやけど、やっつけちゃったね。2016/05/23
遠い日
14
おへそがえる・ごんのシリーズ。2から読んでしまったけれど、これはおもしろい!おへそのあるカエルのごん。手のあるヘビのどんと少年けん。奇妙な取り合わせはまた別の巻で、その関係がわかるようだ。赤羽さんの絵は例えば「鳥獣戯画」を思わせるような巻物のような味わい。案外展開は早く、ページを繰る手が止まらない。鬼の山賊をやっつけ、村人を助けようとするごんたちだが、喜劇のような一幕もあり、なんだか楽しい。山賊たちとの戦いも、案外のんびりした印象。シリーズ、読んでみよう!2016/07/20
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