内容説明
かつて鉄道の草創期にあまた登場したパワフルで独創的な熱き男たち。逆境をものともせず夢叶えた者。また努力むなしく夢破れた者。時代を輝かせたそんな“つわものどもが夢の跡”を本書はひとつひとつ追いかけてゆきます。苦難の時代を生き抜く私たちに彼らは大切ななにかを語りかけています。
目次
第1章 関西私鉄王国の記録―「橋爪紳也コレクション」より
第2章 日本初に賭けた三人の男たち―わが国最初の無軌道電車、花屋敷を走る
第3章 風雲児・才賀藤吉と小林信近―鉄路の語る成功と挫折
第4章 越井醇三の夢と種田虎雄の野心―観光鉄道の夢破れた大鉄
第5章 松本重太郎の挫折と大塚惟明の飛躍―阪堺鉄道の創業と南海鉄道の発展
第6章 迫る日露開戦、急ぐ軍港舞鶴への鉄道敷設
第7章 鳥瞰図から見た大阪の郊外電鉄
資料編
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