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内容説明
日本社会においてもようやく臓器移植の臨床の時代が訪れつつある。心臓・腎臓・肝臓移植、そして脳死者が生まれる救急病棟。苦悩する患者と外科医。何が起こり、何が問われているのか。日米両国の臨床現場の徹底取材を通して、移植医療の全貌を描く。
目次
甦る鼓動(今日の命;一四年目の発掘;明暗の旅;救急病棟;遠い坂道;最後の登攀;遥かなる助走;帝王の町)
生体肝移植―京大チームの挑戦(手術場;十二年目の春;外科医;小児病棟の日;細き道を;新領域へ;私のことなんだ…)
著者等紹介
後藤正治[ゴトウマサハル]
1946年、京都市に生まれる。1972年、京都大学農学部を卒業。ノンフィクション作家となり、医学、スポーツ、人物などの分野で執筆を重ねる。『空白の軌跡』で第四回潮ノンフィクション賞、『遠いリング』で第十二回講談社ノンフィクション賞、『リターンマッチ』で第二十六回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。2007年より神戸夙川学院大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。