内容説明
経済史・経営史の泰斗が語る第一級の大阪学。なにわの秘めたる活力と素晴らしき魅力を明かす。
目次
第1回講座 江戸時代の貨幣について(商家の跡取りとして;大阪人はコスモポリタン ほか)
第2回講座 大坂の豪商とその経営史(大阪の豪商・淀屋の盛衰;酒造業から始まった鴻池家の家業 ほか)
第3回講座 大阪経済を支えた企業家群像(大阪の企業家が残したもの;住友家の事業と企業文化 ほか)
第4回講座 家訓と経営理念の系譜(はじめに―何のための企業経営なのか;鴻池家に伝わる慶長十九年の家訓 ほか)
著者等紹介
作道洋太郎[サクドウヨウタロウ]
1924年、愛媛県生まれ。九州大学法文学部経済科卒業。大阪大学経済学部助教授、教授を経て同大学名誉教授。その後、近畿大学教授、大阪国際大学教授を務め、大阪国際大学名誉教授。日本経済史・経営史の泰斗であり、また藩札史研究や鴻池家・住友家など商家研究の第一人者。社会経済史学会、経営史学会などの理事を務めた。懐徳堂記念会評議員。大阪文化賞など受賞
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