内容説明
本書では、いろいろな動物・植物の例を取り上げ、有性生殖の意義、性の決まり方、雌雄の機能を同時に働かせていたり性転換したりする生物のしくみ、体の大きさなどの雌雄の違いや両性の数のバランス、さらには、動物に見られる多様な配偶システムなど、「性」にかかわるさまざまな現象を進化生態学の視点からわかりやすく紹介する。
目次
第１章 雄と雌とが進化した謎
第２章 雄になるのか？雌になるのか？
第３章 どちらの性にどれだけ投資すべきか？
第４章 雄と雌のバランスはどう進化したのか？
第５章 雄と雌とはこれだけ違う
第６章 動物の配偶システムの不思議
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