内容説明
日本の金融機関や企業はジャパン・マネーで何をしようとしているのか?アメリカは日本のどんな点に苛立っているのか?本書では、かつて日本の四大証券会社の一つに在職していた著者が、日米半導体協定の違反論争やテレコム市場の解放問題についての日米双方の言い分を公平に紹介するとともに、日本の四大証券、都銀、生保、さらには不動産会社やメーカーによる海外投資の実態と問題点を鋭く抉っている。
目次
序 日本は貧しいか?
1 外国の言い分
2 日本の言い分
3 国際金融の世界
4 日本対世界の金融戦争
5 未来はわれらの手に