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内容説明
異父兄ジェニルドがギリシアの僻村で惨殺されたとの知らを受け、ナディアは単身アテネに飛んだ。彼女を待ち受けていたのはアテネ警察の刑事ルカス。彼は協力者なのか、それともナディアを監視しようとしているのか。兄ジェラルドの足跡を追って、二人はイオニア海に浮かぶアフランティ島へ向かう。ジェニルドは島に住む実の符親ペアロスに会いに行ったはずだ。ところが、そこで聞かされたのは「ペアロスは四十年前に死んだ」という言葉。しかも敵意に満ちた島民のまなざし…。いったい何があったのか。ジェラルドは何をしようとしていたのだうろ。深まる謎に引かれるように、死体の発見されたペフカキ村へ赴いた二人に襲いかかる人影。ナディアの前に現れた不気味な老婆は「ルカスは危険」と囁く。心ひかれるルカスが危険とは―疑惑にゆれるナディア。手渡された地図に導かれ、ひとり山道を辿る彼女を待っていたのは…?