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内容説明
ボストンで起きた連続殺人事件―“エニグマ”と呼ばれる謎の犯人が残した手がかりはただひとつ、走り書きのメモ。筆跡学を精神分析に応用する心理学者、アディー・コルデロは、検事局の依頼を受けて、単身“エニグマ”が潜むガルブレイス島へ赴く。美しい島―だが、そこに待ちうけていたのは、詩人、画家、元有名女優など、ひとくせもふたくせもありそうな12人の容疑者だった。休暇を楽しむ陽気なひとたち。この中に犯人がいる。“エニグマ”と同じ筆跡をもつものは一体誰なのか…。追及を始めたアディーの前で起こる新たな殺人事件。いつしか容疑者のひとりジェイソンに惹かれていくアディー。「狙われているのは僕なんだ」―謎めいたジェイソンの言葉の意味は?彼が“エニグマ”なのだろうか。苦悩するアディーにも犯人の魔の手が…。