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内容説明
記憶喪失のあなたは、なぜかわたしを恋人だと思いこんだ。グレッグが自動車事故で死んだ…。悲しくはなかった。彼に騙されていたと気づき、エミリーはおなかの子をひとりで育てる覚悟だったから。グレッグはホテルチェーンのオーナーの次男、彼女はそこで働く料理次長にすぎない。一方、ふたりの関係を唯一知っていた人物―グレッグの兄で、ホテルチェーンの社長キースは、その自動車事故で一時的な記憶喪失になっていた。なにひとつ思い出せないまま静養に来たキースは、エミリーを見かけるなり、彼女の腕をつかんだ。以前にたった一度だけ浮かんだイメージがよみがえる。彼女を甘やかしたい、守りたい、心ゆくまで愛しあいたい…。エミリーと恋人同士だったと思いこんだキースは、おなかの子の父親として、一緒に暮らそうともちかける。