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内容説明
夫を亡くしてもうすぐ一年、ケイティーはたびたび起こる、偶然とは思えない事故に脅えていた。犯罪組織とかかわりを持つ養父が、彼女から息子を引き離そうとしているのかもしれない…。ケイティーは思いあまって幼い息子を連れて養父の家を出た。吹雪の夜、山間の小さな町で、幼子を抱えて宿を探していた彼女は、五人の老姉妹とその甥のジェイコブに助けられた。彼女はジェイコブに死んだ妻そっくりだと言われて、ひどく驚いた。素姓を明かさない彼女を、老姉妹は家に泊め、家族のように接してくれた。このままずっと、せめてクリスマスまでこの人たちと過ごせたら…。しかし、それも束の間、義父の捜索の手はそこまで迫っていた。イブの夜、逃げようと決心した彼女をみんなが必死で守ろうとする。そしてその願いが通じたかのように、クリスマスの奇跡が起こった。