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内容説明
カリフォルニアの海辺に家を求めて4年―ロマンス作家カミールはうるわしいロマンの世界を描きながら富と名声を得た。その平隠無事な生活に闖入してきたのがカミールの小説を映画化する監督テイトだった。ことあるごとに対立するふたり。彼女の描く恋愛には現実感がないと非難するテイト。撮影に入って、いくどとなく衝突をくり返しながらも、テイトにひかれていくのをおさえられないカミール。何年もかかって築きあげた世界はもろくもくずれ去った。彼女の残された道はテイトと自分の愛を描くことだけだった……。