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内容説明
有能な建築業者のアンディーは、仕事一筋だった。男の世界を荒らすなと、いろいろいやがらせをされたが、へこたれたりはしなかった。だが、このところ続いているいたずらは、あまりにもたちが悪い―改装中の壁に“あばずれ…”などと書くなんて。その日、仕事場に見習い大工のジムがやってきた。こんなハンサムな男はトラブルのたねになりそうだと思い、アンディーはちょっと躊躇したものの、仮採用を決める。遅くまで働いていると、ジムに夕食に誘われ、久しぶりに気のおけない会話が楽しめた。ところが、翌日明るい気分で仕事場に着いた彼女が見たものは…無惨にも壊されたシャンデリアだった。ひどすぎるわ!部下の手前、気丈にふるまうアンディーだったが、不安が増すのを抑えきれない。そんな彼女の心の中でジムが頼もしい存在としてふくらんでいくのだった。