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内容説明
今年もまた夏がめぐってきた―一年中で唯一自由を満喫できる季節が。歴史学教授のキャサリンの今年のバカンス先はイギリスの古城。昔ドラゴンが棲んでいたというその城の持ち主、マイケル・リースとはもう四年も文通していて、密かに心ひかれているのだ。手紙から察するところ、彼は物静かな学究肌の、年配の紳士。ドラゴンとマイケルの両方に大きな期待を抱いて海を渡ったキャサリンは、本人を前にして驚いた。“こんなに若いなんて、うそ!”驚くことはほかにもあった。彼の腕に、なんとドラゴンの引っかき傷が。ドラゴンが今も生きてこの城に棲んでいるというのだろうか。あの若き騎士、私を守ってくれるのかしら…。