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内容説明
ヴァネッサがここウルフ・コーナーに新築の一戸建てを買い引っ越してきたのは、なにかの巡り合わせだったのかもしれない。越してきて間もなく、真夜中に女性の悲鳴を聞いた。警官は狼の遠吠えだろうと言ったが、とてもそうは思えなかった。新築祝いのパーティーを開いたが、ろうそくは風もないのに消えるし、リビングルームは妙にひえびえとしている。そしてついに、庭の樫の木に恐ろしいものを見てしまった…。誰もまともに取り合ってはくれない。隣人のテイラーを除いては。彼と出会ったのもまた、ヴァネッサにとっては運命だったのだろう。ヴァネッサはテイラーに助けられ、ウルフ・コーナーの過去を探り始めた。