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内容説明
ピアニストの職を求めて、フロリダにやって来たサマンサ。彼女が採用されたピアノバーのバーテンは、シニカルで、どこか場ちがいな雰囲気をただよわせている。反発しながらも、惹かれ合う二人はデートを始めたが、男は見かけとは逆に情熱的にサマンサに迫ってきた。自分が本来は心理学者であると打ち明けたサマンサは、みずからの研究に基づく“理論的段階説”に従って、二人の仲を進めようとするが、彼はそんな理論などおかまいなし。実は彼も元は判事で、名門出のエリートだったのだ。彼女の“恋愛理論”はしだいに色あせたものになっていく…。