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内容説明
ケイト・マニングの夢はブロードウェイの舞台に立つこと。今はまだ、キャバレーのショーを渡り歩き、オーディションのチャンスを狙って汗を流す毎日だ。この6年間は、始まりと終わりの繰り返しだった―ショーの契約が切れると短い空白期間を迎え、また新しい仕事を求めて奔走する、というように。そんななかで、とぎれることなく続いていることがひとつある。〈ケイトのチョコレートクラウズ〉の商標を持つトリュフ作りだ。生活費を補う目的で始めたことだが、今や、彼女の手に負えないほどの注文があり、専門店ラビアン・ローズの主人エミールに製造を委託している。クリスマス気分を盛り上げるような雪の降る日、ケイトのトリュフは、とんでもない事件に巻き込まれた。そして、同じ日に、ケイトは一人の男と出会った。