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内容説明
生家が火事で焼け、旅行中の兄にかわって後始末をするために、アン・マーケルは十二年ぶりに故郷に戻ってきた。イエスタデイズ・ドリームと呼ばれる由緒ある屋敷は、全焼は免れたものの、無残な姿になっていた。けれど焼け跡に立ったアンは心ひそかに思った。“すべて焼けてしまえばよかったのに。ここには忘れてしまいたい思い出しかないのだから”亡くなった父、そして兄の顔が浮かんでくる。いいえ、ひとつだけ大切にしている思い出があったわ。家政婦の息子コナーとの楽しい子供時代。二人で作った秘密の家は、まだあそこにあるかしら。コナーに会いたい、これが帰ってきたもうひとつの理由だった。再会したコナーはたくましく魅力的な男性になっていた。それなのに、アンを見つめる目は氷のように冷たい。昔のように守ってほしい…。今度は大人になったわたしを。
感想・レビュー
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