祥伝社文庫<br> 大川わたり

個数:
電子版価格
¥649
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

祥伝社文庫
大川わたり

  • 山本 一力【著】
  • 価格 ¥649(本体¥590)
  • 祥伝社(2005/04発売)
  • 読書週間 ポイント2倍キャンペーン 対象商品(~11/9)
  • ポイント 10pt
  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年11月04日 05時34分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 346p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784396332167
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

「二十両をけえし終わるまでは、大川を渡るんじゃねえ。一歩でも渡ったら、始末する」博徒の親分との命がけの約束。大工の銀次は、永代橋の前で動けなくなった…。博打にはまり、仲間の家庭まで潰した銀次は、懊悩しながらも、日本橋の老舗呉服屋の手代として新たな人生を歩む。だが、渡れぬ川を越えねばならない出来事が!直木賞作家が描く感涙の時代長編。

著者等紹介

山本一力[ヤマモトイチリキ]
1948年、高知市生まれ。都立世田谷工業高校卒業後、様々な職業を経て、97年「蒼龍」でオール読物新人賞を受賞。02年には『あかね空』で第一二六回直木賞を受賞する
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

やま

101
大川わたり。 2002.11発行。大活字文庫。大活字本の上中下の3冊。なお、本の登録は「大川わたり (祥伝社文庫) 2005.04発行」で行う。 この物語は、銀次の成長と銀次の真っ直ぐな心が読んでいて気持ちがいい。 大工の銀次は、猪之助親分の賭場で20両の借金を作る。その20両の返済が終わるまでは、大川を渡って深川に入らないことを猪之助に命じられる。 銀次は、大工として普請に係わった無双流の堀正之介を頼り、その信頼を得る。 そして、正之介の勧めで千代屋の手代になるが。そこに大きな試練が待っていた…。2020/01/22

HIRO1970

93
⭐️⭐️⭐️実家借用本。山本一力さんの時代物はまだ二冊目です。前回、あかね空を読んで完全にやられましてしばらく痺れてました。今回は明らかに二匹目のドジョウ狙いで手に取りました。さて本作ですが、後書きを読んで知りましたが最初の長編時代物であったようです。何度か改定を経ている為かとても初期の作品とは思えない完成度ですっかり物語の世界に入り込み、アッと言う間に読み終えてしまいました。今年は重点的に一力さんの著書を手に取りたいと思います。一力さんの著作は題名がどれも凄く良いので、書名で選ぶのに悩んでしまいます。2016/01/17

みゆ

86
初読み作家さん。読友さんのレビューに魅かれ手に取りました。腕のいい大工でありながら博打にハマり「借金の二十両を返し終わるまでは大川を渡るんじゃねぇ。一歩でも渡ったら始末する」と博徒の親分に言い渡される… 約束を守り真っ正直に生きようとする主人公、支える人々、妬み嵌めようとする奴ら、と王道の展開でした。中でも剣術の先生がカッコよかったですねぇ、爽快な一冊です('∇^d)☆!!2020/03/17

佐々陽太朗(K.Tsubota)

55
これはイイ。文学的価値が高いとか小説として完成されているなどといった類いの良さではない。なんというか気合いが入っている。一力氏の思いがストレートに伝わってくる感じなのだ。巻末の「あとがきにかえて」を読んで、その理由が分かった。なんとこの小説はある出版社の長編新人賞への応募作であった。つまり一力氏がさまざまな職業を経験されながら人生を歩まれ、46歳で作家を志された最初の作品だったのだ。登場人物の愛憎と信頼がいきいきと描かれる。また、小気味良く描かれる義理人情と心意気の世界はまさに一力氏の真骨頂。。2024/10/11

tengen

48
不遇の続いた大工の銀次は博打に手を出し20両もの借金の上にある平和な家族をどん底に引きずり込む。 自分の行いに嫌気をさした銀次は命を賭して胴元猪之助に駆け込んだ。 「 その代わり、返金が揃うまで大川を渡るな」 猪之助の裁量で命をながらえた銀次は精進の末、ある大店で勤めることになる。銀次は周りの人々の優しさを痛感するのだが、それらの人たちを窮地に追い込む事件が起きる。☆彡痛快娯楽時代小説、面白い!2017/04/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/578980
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ドワンゴ」にご確認ください。

最近チェックした商品