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内容説明
「ああ、神さま、どうか妊娠なんかしていませんように」ハンナ・レイモンドは妊娠判定薬を前にして祈った。結果は陽性。つまり妊娠。四カ月ほど前の港祭りの夜に出会った人の顔が浮かんでくる。あの夜、あやしげな男たちにつけられて思わず飛びこんだバーで、ハンナは、祭りを見物していたときぶつかりかけた男性と再会した。ライリー・マードックと名乗った人は海軍軍人だと言ったけれど…。そう、あのたくましい彼が、赤ちゃんの父親。一緒に飲んで話をするうち強くひかれて、なりゆきまかせの一夜を過ごしてしまった。もちろん、こんなことになるとは思いもしなかったから、あのあと彼がどこへ行くのか、ききもしないで別れてしまった。ひとりで産むわ―それから先はまだ決められないけど。牧師の娘として、ハンナは父親に打ち明けずにはいられなかった。父が彼の勤務地をさがしはじめるとは思いもしないで…。
感想・レビュー
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