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内容説明
テスは母の遺したクッキーの店を引き継いだものの、いつまでたっても経営は火の車だ。さいわい、母の友人ドロシーが共同経営者となってくれたが、ドロシーは一人息子のベネットとテスを結婚させたがっていた。「頭脳はアインシュタインで、顔はロバート・レッドフォードなの」彼女は自慢の息子をオーバーに売り込んでくる。毎週開かれる町の市に店を出しているテスは、ある日ドロシーに、息子がそこを訪ねるから会ってほしいと頼まれる。どきどきしながら待っていると、若い男が声をかけてきた。それは前日、店の身障者専用駐車場に赤いポルシェをとめてテスと言い争った男―ベン・ヤングだった。カーレーサーの彼はマイアミのレースで事故を起こし、今は片足にギプスをつけている。実は彼こそ、ドロシーの息子ベネットだったのだ。



