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内容説明
バハマ諸島の南端に浮かぶ小さな島、ダイヤモンド島。カーラは自由な生活を求めて、五年前にこの島にやってきた。今はナイトクラブのマネージャーとして、きままなひとり暮らしを楽しんでいる。午前三時。カーラはいつものように仕事から家に帰ってくる。そして寝る前にひとしきり、キーボードを弾いて疲れをいやす。すると突然、背後から人影が近づいてきて、振り向いたカーラは、見知らぬ男の姿に叫び声をあげた。だが男は、キーボードの音がうるさいので、隣の別荘から苦情を言いに来ただけだという。隣の別荘から?それも窓から網戸を開けて忍びこんで?いつも留守がちなあの別荘に、誰か泊まりに来るときは、必ず前もって連絡があるのに…。さらに男はマックスと名乗った以外、自分のことについは一切話そうとしない。不審に思ったカーラは、別荘の持ち主に確かめてみることにした。