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内容説明
ミーガンの祖父母が彼女の養育権を主張している。ベスは弁護士からそう聞かされ、思わず叫び声をあげていた。悪い夢としか思えない。生まれて間もないミーガンを養女として引き取ってから、すでに二年もたっているのに、ミーガンの祖父母は、一度も話し合うことさえせずに、いきなり養育権をつきつけてくるのだろうか。ベスには納得できなかった。今さらミーガンと私を引き裂くことなど、誰にもできないはずだ。不安のうちに日は過ぎて、一週間ほどたったある日、ベスとミーガンは、コール・ウェストンと名乗る新しい隣人を迎えた。ベスはミーガンを通してコールと親しくなるのだが、やがて、二人のその出会いが、彼女の不安をさらに大きくしてゆくのだった。