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内容説明
「あなたの名前がシンデレラのシンディで、プリンスという名の男のオフィスを掃除しているなんて!」運命的なものを感じるという仕事仲間の言葉に、シンディはソーンダイク・プリンスを夢見るようになった。といっても、彼女はアルバイトの清掃係でコンピューター科の学生。大会社の重役であるプリンスが目をくれるはずもなかったが…。会社主催のクリスマスのダンスパーティの招待状をごみ箱から偶然発見したシンディは、たった1度の冒険心から、パーティに潜りこんだ。おじが運転するレンタカーのリムジンを使えるのは夜中の1時まで。シンディはどきどきしながらプリンスの姿をさがしたが、彼は会場のすみで不機嫌そうな顔をして立っていた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ととめ
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母亡きあと、おじおばと沢山の親戚に愛され育ったヒロイン22歳。ビル清掃で稼いだお金でコンピューターの学校に通っている。ヒロイン勤務先の経営コンサルタント会社の第一副社長で坊ちゃん育ちヒーロー33歳。ヒロイン「シンディ」とヒーロー「プリンス」に掛けて、ヒロイン友人がけしかけ会社のパーティーに潜入。思い出作りのはずが、がっつり恋に落ちる。謎だらけなのに、どんどん深みにはまっていくヒーロー。おとぎ話がモチーフなせいか、ホットではなく可愛らしいお話だった。2017/05/18
ちはや
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2001.6.19 ★★★★泣
こえん
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おとぎ話のシンデレラをモチーフに展開するお話。正体不明のヒロインにメロメロに惚れ込んで、懸命に追いかけるヒーローがナイス。瓢箪から駒ってカンジに話が転がって動転したヒロインが何だか可愛らしい。ヒーローの婚約寸前だった女性がああいう手段に出るのは意外だったけど、その後のヒーローの行動が○。2009/08/28