内容説明
「いいかい、レーン。覚えておおき。こざっぱりした家においしい料理、それが男たちを惹きつけるのさ。居心地のいい家をつくるのが女の仕事だよ」叔母の声が耳もとによみがえる。でもそんなことできないわ！レーンは心のなかで叫んだ。旅回りの歌手から出発し、一流ホテルの契約をとり、ようやく大スターの仲間入りをしたのに。そこには、昔恋人同士だったロス・マシューズが、総支配人として待っていた。二度と会うこともなかったはずの恋人の出現に、娘のサマンサの秘密を打ち明けるべきか、否か、レーンは迷うばかりだった…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
麻琴
2
歌手として成功するためにヒーローと別れ大スターになったヒロインと世界的ホテルの支配人になったヒーローとの再会話。ある意味ヒーローもヒロインも利己的なところがあるので数年前に上手くいかなかったのは当然。時を経てヒーローは思いやりのある人になってるからヒロインがわがまま言ってヒーローや娘を困らせているようにしか思えない面も。それでも惹かれ合うのがハーレクイン。最初に読んだコミック版が良かったから評価が甘くなってる気はするけど良作。☆42015/06/08
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