内容説明
ああ、ザックが銃撃され殺されてしまったなんて…。八年前、自動車事故で亡くなった姉のフィアンセ、ザック・ギャリコの葬儀に出席したチェルシーは、後悔の念と罪悪感にさいなまれていた。ザックとはこの八年間、連絡をとっていなかった。彼のせいで姉が死んだわけでもないが、母は彼を家からしめだしてしまったのだ。ザックには両親もなく、親戚ともあまり親しくなかったというのに。そして、わたし自身にとっても、大切な存在だったのに。どうしてもう一度、彼を家に迎えいれようとしなかったのかしら。もう会うこともできないと思うと、チェルシーの胸は痛んだ。が、そんな彼女の姿を隠しカメラで追っている男がいた…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
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八年前、事故で亡くなった姉の婚約者が殉職し、葬儀に参列したヒロイン。実はずっと彼に恋をしていた。そのヒーローは自分の葬儀に現れたヒロインの表情を見て、真実を教えると決めるところから始まるんだけど、どちらも気持ちをひた隠しにするので、展開がまどろっこしい。ヒロインの母が執拗にヒーローを憎むのも読んでてしんどく、全体に重い空気でした。2018/01/17
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