内容説明
ニューヨーク発パリ行きのボーイング７４７ジャンボ機がハイジャックされた。犯人は“聖イスラム旅団”と名乗るアラブ人の過激派テロ集団。パリ到着まで３０分、イースターの休暇を前に、誰もがわくわくしていた機内が一瞬の内に凍りついた。一触即発の緊迫した空気の中、アリアンは機内に四年前に別れた夫、ロバートの姿を見つけて動揺する。こんな悪夢のような状況で再会することになるなんて…。テロ対策本部の情報部員だったロバートは留守がちで、対話も少なく、一人息子ボビーをもうけながら、彼の気持が理解できないまま疲れた結婚だった。ハイジャックの目的は、アメリカが中東に計画している軍事基地の建設阻止。建設推進の任務を帯びていたロバートは、必死で彼女を無視し続けるが、マリアンの様子から二人の関係に気付いた犯人たちはパリで大半の乗客を解放したあとも、彼女を男性人質とともに機内にとどめる。空港を離陸した機は各地で着陸を拒否されて、しだいに焼料も水も尽き…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
romance_holic
7
イスラム系テロリスト集団にハイジャックされた飛行機に乗り合わせてしまった元夫婦。エグいほどではないものの、緊迫したシーンの連続。年の差カップルで、妻が19歳のときに結婚、夫は自分が工作員とは告げず4年で破局。危機で自分の気持ちと過去にに向き合った二人はぎこちなく寄り添いはじめ…ときめき成分は少なめでも、気持ちの動きは地味に納得のロマサスでした。2021/09/23
叶
0
まぁまぁ。ロマンス小説は当たり外れがあるなぁ。今回の主人公はちょっと好きになれないタイプかも。2012/11/14
c2c
0
トニー・ケンリックの名著『スカイジャック』を買ったつもりが間違えた。。 くそつまんない
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- 洋書
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